先生との出会いから始まった腰痛解消への道
~~~腰痛歴22年の私としましては、今後改善策も無くこのまま歳を重ねていくのであろうと覚悟していましたが、新しく出来た整骨院の先生との出会いがそれを覆してくれました。
腰痛のメカニズム
腰が痛くなる原因。それは急激に捻ったり引っ張られたりした筋肉の収縮によって起こる物が殆どです。
【痛めて発生の場合】
例えば「ギックリ腰」。これを例に挙げて解説すると、これは骨とは違い背骨両脇に通る筋肉がダメージを受けて起こる症状です。
ほぐれておらずやや硬直していた筋肉が衝撃を受けると(咄嗟に身体を動かす事で発生)、それによって筋肉は収縮・縮こまってしまいます。その「縮こまり」によってすぐ脇にある「背骨」を引っ張る事となります。
こうした状況下で骨と骨の隙間が無くなり、そこに張り巡らされた「神経」を圧迫してしまいます。
更には固まった筋肉の中で「筋」は断裂、そうして痛みの信号が発生し脳に伝達され私達は痛みを感じる事になるのです。
【疲労によって発生の場合】
硬く炎症を起こした筋肉は血流を遮り血行を悪くしてしまいます。そうして血の巡りが悪くなった炎症部分で痛みを起こす仕組みです。
初めての「ギックリ腰」は那須の山中で
最初に大きく痛めた時は近所の外科の先生が「筋肉注射」で炎症を抑えて下さいました。
・・・が、この噂に聞いていた筋肉注射! 恐ろしい程に痛いのです!
注射が特に苦手な私は先生に「筋肉注射は痛いと聞いた事があります、どうか麻酔をかけては・・・?」と言い終わる前に「麻酔無しではとても無理ですよ~、ちゃんと麻酔しますので大丈夫ですよ」と有り得ない返答が・・・。
(そんなの聞いてしまったらもう注射無理なんですが)

かわいそうなパパ だいじょうぶなの~~~??
~~~でもそれ以上に腰が痛くて痛くて、直るのであればとすがる気持ちで打ってもらいました。
やはり麻酔してても不愉快な痛さで、力を抜かないと液が入っていきません。でも力を抜くと途端に痛くてたまりません。気がつけば看護師さん4名から手足を抑えられている状態でした。
パパ 「あぁぁ、ようやく終わった・・・」とホッとした次の瞬間!
院長 「大事をとってもう一方の筋肉にも打っておきましょうね~」

それを聞いた瞬間、目の前は真っ暗ではなく「真っ白」になっていました
初めて大きく腰を痛めたのは那須の山奥で夏のキャンプ真っ最中でした。それは6~7家族でトライアルバイクを持って山に籠る毎年春&夏恒例の賑やかなイベントで、那珂川の源流へ向かっている途中で悲劇は起こりました。朝は何ともなかったのに昼前あたりから「しくしく」だったり小さく「ちくちく」だったりと、今思えばそれは腰からのお知らせだったのでしょう。軽い岩場でバイクが飛び跳ねた直後の「着地(これって何気に体重がのしかかってパイルドライバー的な要素の衝撃なのだと感じます)」、これで私はそのままバイクの上で動けなくなりました。皆に事情を伝え先に下山しましたが足をステップに載せる事が出来ず、両足を「ぶらぁ~ん」と下げたかなり危ない体勢で息も絶え絶えにベースキャンプへと戻ったのでした・・・。
次の日皆よりも先に下山しましたが、キャンプ道具の撤収で腰にトドメをさした身体での175kmという道のりは果てしなく長く辛いドライブでした。 悲しい事は続くもので夏季休暇中でどこの病院も休み。2日間苦しんだ翌日ようやく病院へ・・・、連れて行ってもらいました(もうどうにも動けず父親の救助を得ました)。
治療法と予防法
今まで外科にしか通院経験はなく、その度に軽い触診の後飲み薬と貼り薬(湿布ですね)を貰って帰ると言うごく一般的な処置でした。
ここの先生は全く違うタイプの変わった先生で次の予約はありません! 😲
凄いですこの先生。 儲け考えてません、まるっきり。
患者さんオンリーのお客さん目線での治療です。
殆どの病院、いや先生方にも見習ってほしいと思います。
「先生~、私バイク屋なのに電気の刺激が大の苦手なんです~」
そう伝えると先生は「最弱」にて行ってくれました。電気ってチクチクしつつ、皮膚を吸い付ける程の力で奥の患部に刺激を与えてほぐしていくんですね。
(健康センターの電気風呂も不快感で入るどころか近くにも行けません)そして電気の後、かるいマッサージを経てカイロプラクティックにて身体部位の調整・矯正をして下さいました。
先生 「はい、ちからをぬいて~」 「グッ ぱきっ!」
パパ 「ははは、ははっはははっ はあ~」(未体験ゾーン突入)
(こうして腰からお尻、そして首回りへと全てのバランス修正を行って頂きました)
先生曰く、原因から原因を辿ると(今回のケースだと腰を治すのには首も矯正、首を治すならばお尻・股関節の修正もしないと・根本を正さないと1カ所だけでは本当の意味で治らない)複数の部位の調整・修正が必要と話されていました。
自分の整備の仕事とどこかしら重なる部分がありまして先生と意気投合(先生も都内からバイクで通勤しているバイク乗りでした)。
~~~その後本当にそのまま治って未だ同じ腰での通院はありません。
コメント