パパにも経験あり~こどもの便秘のこと

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こどもの便秘のこと
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こどもの便秘について考察

じつは大人の女性だけでなく子供にも多いんです~(*‘ω‘ *)

こどもの便秘は環境・ストレスなどデリケートな原因なことも多いですが、
もうひとつ重要な事。それは「うんちのしかたがわからない」。
赤ちゃん期と幼児期、それぞれでの便秘解消法を解説していきます。

 

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おむつがとれないうちの武器は「オリーブオイル綿棒」!

オムツがまだ取れていない赤ちゃん期の便秘。ちょっとでもいいので毎日してほしいのですがそんな親の気持ちはいざ知らず、当たり前なんだけど子供はマイペースなんですね。

おへそを中心に「の」の字を数回書くとか、指で軽くおなかを押すとお通じが良くなる・・・。なんて聞きますが実際の効果は薄いです(のノ字はたまに効果ありました)。

そこそこ効き目があったものに「オリーブオイル綿棒」があります。

これはその名の通り綿棒にオリーブオイルをつけて赤ちゃんの肛門に挿入。1.5~2cmほど入れた所でゆっくり回転させたり、少しさするように刺激を与えて排便を促すという方法です。
最初の頃には効き目がありましたが、人間大人も子供も「慣れ」で効き目はなくなっていきます。
ミルクのみの時はうんちも白くゆるい物質でありますが、離乳食が始まると途端に固形物に。
臭いも大人のそれにだんだんと近づいていきます。消化が良くなるように磨り潰してはいますが、やはりこの頃から便秘は発生してきます。

  • たくさん体を動かして腸を活発にさせる。

やはり体を動かさないと腸の動きは活発にはなりません。たくさん遊ばせて代謝を良くして腸活しましょう。

  • 規則正しいリズムの生活を送る(子供時間で)。

特にアトピーの子供は夕食時間も19時には終わらせ20時には就寝の生活が理想とされています。アトピーでなくとも早食・早寝は健康の秘訣でもあります。専業主婦でもない限りお母さんは大変ですが、時々でも構いませんのでひとつの目標としておきましょう。

  • おなかをさすりながら「うんちでるかな~」と言葉をかけてコミュニケーションをとる。

まだ喋れなくても赤ちゃんは何でも分かっています。色々と声掛けをしてウンチ通信が来るように促してあげましょう。

はじめてのおトイレ~トイレのお友達「アンパンマン便座」!

私が小さかったときは多分に漏れず白鳥のおまるでした~(笑)
しかし、今はかわいいのがたくさんありますね~♪

ネットで探すのに「おまる」でも検索出来ますが、「補助便座」というキーワードで検索すると沢山の種類が見つかると思います。

 

【最新版 幼児用補助便座】

 

わが子が選んだのは不動の人気・定番の「アンパンマン」です。ボタンを押すとアンパンマンの音楽以外にも様々な「音」の他、アンパンマンがおしゃべりをしてくれたりします。

初めてここでトイレが出来た時は家族3人で大喜びの「ばんざぁーいっ!」

でもそれっきりここではフンヅマリ、その後は殆どオムツをわざわざ履いて「うぅ~んん」としていました。
           う〇ち1回するのにオムツ1枚

そんな生活がしばらく続き薬局でオムツを買う時に店員さんに嘆いたら、「競争ではないし、いつかは取れるから全然大丈夫!」と励まされ勇気づけられたのも今では懐かしい思い出です。


しばらくして気付いたのが補助便座へ乗っている時に足をだら~んと、ブラブラさせているとおしりを力むのに踏ん張りどころがないのでは??~という疑問。
確かに自分で用を足す時に検証してみると地面に付いた足に力が入っています。

すぐさま足までの高さを測り手頃な台を探してみると、あったあった!
うまいこと見つかりました! それはお風呂の椅子・バスチェア

早速セットして子供が「おなかいたい~」と始まるのを待って乗せてみると・・・!
きましたきました! 通信だけでなくうんち君がおはようさんしてきました~♪

子供の排便スタイルを観察すると、やはりバスチェアに着いた足に力が入って突っ張っています。

~~~百均で見つけた物が一番ジャストフィットなサイズでした☆彡

このスタイルが気に入ったのか、それからは自分で率先してトイレへと行くようになりました。
2日しないとウンチはウンコ💩になってオシリが痛いことも分かったみたいで、毎日はしませんが1日おきにしっかりと排便するようにリズムが出来上がってきた今日この頃です。

軟らかいと「うんち」で硬いと「うんこ」と定義するように教えてみました。

 

足場をもっと早く気付いてあげられれば良かったな~と思いましたが、こうして試行錯誤して答えを模索するのは楽しく子育ての醍醐味を感じます。


幼児期の便秘の定義は~お医者さんに聞いてみました♪

ある日突然の「頻尿」の疑い

幼稚園も慣れて来た頃、おしっこしたばかりなのにすぐに(10分経たない程度)また「おしっこ~」と言う様になり、数日これが続いてきたので「頻尿か??」と思いとりあえず掛りつけの病院へ。

尿検査の結果は異状なし。検査名称は数々ありますが、その中で重要視するのは「尿蛋白定性」、「潜血」、「白血球」、「細菌」の4つです。

  • 尿蛋白定性・・・尿にタンパクがでていないかで「膀胱腫瘍」や「血液疾患」などの発見に。
  • 潜血・・・・・・腎臓、尿管、膀胱、尿道の疾患の疑い。
  • 白血球・・・・・ 腎炎、腎結石、腎臓病、尿管結石、尿道炎、前立腺炎、尿管・尿道の病気。
  • 細菌・・・・・・細菌が侵入し感染する尿路感染症 、尿道や膀胱に起こる下部尿路感染症。
頻尿には隠れたサインがあるようで大丈夫と思わずに検査をきちんとするのが子供にとっても親にとっても安心です。

 

 

【検査結果】

 

検査結果は「良好」で、タンパク安定、潜血無し。白血球1未満、細菌マイナスと全くの異常なし。

~~~今回の先生は分かり易く説明してくれました。

ここで先生から「便秘がちだと溜まった便に膀胱が押されてそれが刺激になって何度もオシッコがしたくなる」と説明を受けました。

私 「お通じは2~3日に一度です」

先生「1週間で2回だと便秘の範疇に入りますね」

私 「微妙なところです・・・。」

先生「原因の一つかもしれませんので様子を見てあげて下さい」

その日から「うんちカレンダー」を作り、毎回の細かなチェックをするようになりました。
回数・時間・目視での量と色、この点を全て卓上カレンダーに記入する事にしました。
すると1~2日おきに排便、1週間に3~4回の回数でした。

カレンダーでチェックする事で全てが可視化されるようになりました。

先生がもうひとつ重要な事を言っていましたが、それは「回数が多くても出る量が少ない」と便秘であると言う事。これは毎日トイレに行っても少量だと便秘の判断になると言う事。大量に出ても回数が少ないのも当然同じ事で便秘なのです。

その点に注意して自然に排便できるように生活習慣から見なおす事が大事だと思います。
出ないと大変とばかりに子供にプレッシャーを与えるのは厳禁!
まずトイレに行くのが楽しくなる環境を作りましょう。きっと自分からトイレに行きたがるようになるはずです。

便秘解消と共に気付けば頻尿も治っていました。

 

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